あたしの脳裏に浮かんだのは


一番信頼しているヤツ


普段憎たらしくて
だけど安心できる存在・・


────翼だった・・・



いつの間にか
あたしは闇に堕ちていた











あたしは重たい瞼を必死で開けた


寝てたの・・・??

あやふやな記憶を辿る


知らない部屋
知らない家具達



そんな中
あたしは裸で────・・・


あたし・・・芹澤と


ヤったの────??


ソファの上に芹澤は居ない


あたしは

嗚咽を漏らして泣いた・・・



ただ・・無性に悲しくなって
そして震える身体を抱き締めた




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