「ったく、中田。今日の放課後に補習あるから、お前も来い。」 「えーーっ!!なんでですか!」 「ぼーっとして、授業受けてなかっただろ。プリント終わるまで帰るなよー。」 そんなぁー…!! 隣では、馬鹿にするように笑う声が聞こえる。 「お前やったら、一生プリント終わらへんな。」 「うるさいなあっ。琉唯が思ってるほど、あたしも馬鹿じゃないし。」