「可愛い?…って、何が?」
「だから、エマだよ!エマのメイド姿!」
華の言葉に、頭の中のハテナがどんどん数を増やしていく。
「え?や、そんな、琉唯が…」
「あっ、お前らここにおったん?」
噂をすれば。
琉唯がやっと見つけたという様子であたし達のほうへ近寄ってきた。
「華、八美都祭委員の2人が呼んでたで。」
「まじで?わかった。
じゃあ、あたしらはこれで。」
「うん。って、えっ?待って?午後から一緒にまわらないの?」
「だって、太一くんと約束してるし。」
「ごめんねっ」
軽い感じで謝る赤川くん。
そっか…!
赤川くんと華が一緒にまわることを考えてなかった。
「あたし、どうしよう?」
「琉唯と行動すればいいじゃん」


