(―14―)
――人はなんと恐ろしいモノを産み出したのだ……
気の遠くなるような長い時を生きた俺なのに、こんなに得体の知れないおぞましさを感じたのは初めてかもしれない。
人間の手によって造りだされた、少女の姿をした戦闘人形。
もとは、ただの子供だったはずなのに……
茫然と見つめる俺の目を、見つめ返したミカエルが、意味深な笑みを浮かべた。
「ねえ? いくら凄腕の殺し屋といっても、あんなことできるかしら……人間に」
剣先がすうっ、と目の前に突き出される。
「ジュード・ヴァレンタイン、あなた……人間?」
いうや刹那、弧を描く白銀の光。
「……っ!!」
振り下ろされた剣先をかわしベンチへ飛びうつったが、すぐに追撃が来る。
再びかわそうと蹴った瞬間に、ベンチは鋭い一閃で真っ二つに割られた。
「あたしの攻撃をかわせるなんて、人間ではありえないのよ」
どこか楽しそうにすら見える表情で追ってくるミカエルに何故か手をだすことが出来ない。
――人はなんと恐ろしいモノを産み出したのだ……
気の遠くなるような長い時を生きた俺なのに、こんなに得体の知れないおぞましさを感じたのは初めてかもしれない。
人間の手によって造りだされた、少女の姿をした戦闘人形。
もとは、ただの子供だったはずなのに……
茫然と見つめる俺の目を、見つめ返したミカエルが、意味深な笑みを浮かべた。
「ねえ? いくら凄腕の殺し屋といっても、あんなことできるかしら……人間に」
剣先がすうっ、と目の前に突き出される。
「ジュード・ヴァレンタイン、あなた……人間?」
いうや刹那、弧を描く白銀の光。
「……っ!!」
振り下ろされた剣先をかわしベンチへ飛びうつったが、すぐに追撃が来る。
再びかわそうと蹴った瞬間に、ベンチは鋭い一閃で真っ二つに割られた。
「あたしの攻撃をかわせるなんて、人間ではありえないのよ」
どこか楽しそうにすら見える表情で追ってくるミカエルに何故か手をだすことが出来ない。

