消え行く花のように

(―13―)



街中を探してまわったが、リエルの姿を見つけることは出来なかった――

(すれ違ったか?)

街の中央にある噴水のある広場へ来たところで足を止めて、噴水の前に置かれた木製のベンチに積もった雪を払って腰を下ろす。

街の中心部のここで、今一度気配をたぐってみようと思ったのだ。

雪で覆われた地面をしばらく無言で見つめた後、意識を飛ばそうと顔を上げた瞬間、

(……?)

今は水を噴き上げることもなく、溜まった水が凍りついただけの噴水の向こうに、小さな人影を見つけた。







暗闇に浮かぶ






プラチナブロンドの少女――