もうちょいいで門閉められる。
「やばいよー」
葵と全力で走る。
高校の近くをカップルで歩いている。
「セーフ」
まだ間に合った。
良かったと思ったら
なんか忘れてるようなきがする。

「ねえ、今日なんかあったっけ?!」

「うーん。あるとゆったら、体育とか。」

忘れたー。制服のしたにジャージきてない。

「わすれたー。ちょっと、とってくる。葵さきいってて」              ちょー全力で走る。

「絶対遅刻だー」

家に帰りジャージを袋に入れて走る。
「いってきまーす」
家を出てまた走る。絶対先生からの説教だ。
と思いながらはしる。

「バァンッ。」

なにかにあたった。ジャージを入れた袋が宙に浮く。

「いたーい。なんなのよ、もう」                         
「だいじょぶですか」

「自分がぶつかってきたのにだいじょぶですかはないでしょ。
 ごめんなさいくらいはいったらどうなの?!
 遅刻しちゃうのでさようなら」

もうあの男なんなの。あいつのせいでちこくだー
と思いながら走る。学校についてやっぱりおこられた。

遅れましたが私の名前は神坂 愛姫 高1の現役高校生。
学校のとき一緒に走ったのは、大親友の下川 葵。

教室に行き横の席で葵が紙を回してくれた。

*やっぱ怒られたんだね。それにしても遅くなかった?!

とかいてあった。

*なんかむかつく男にぶつかった。
ほんとうざい。

*どんな男?!

*そんな覚えてないけど髪の毛茶髪で耳ピアスしてて
ちゃらいけえ。
わたしのきらいなきゃら。そういえば学ラン着てたかも。
礼儀がなってないし。大嫌い。

*へーそうなんだ。

そーゆーこと。

授業が終わって大好きなお弁当のじかん。
この時間が一番幸せー。