「まぁ…楽しみにしててよ…!俺からいいもんプレゼントするからさ!!美月のために…」
賢治は恥ずかしそうにしながら言った。


「あたし…楽しみにしてる!!でも…あたしから何もあげられなくてごめんね…」
あたしが謝ると、

「なんでそう謝るかな…俺は美月さえいればいいから…」

「あたしだって…」

「俺はものより…美月さえ出でればそれでいいんだよ?」
賢治は優しい口調で言った。



「賢治…」
それからはあたしは何も言わなかった。