「それよりも僕達は授業が遅れているんだ。遅刻と怠惰の二つが僕は嫌いだからね。自分の人生を楽しく生きるのも、腐った様にするのも自分次第。それなら楽しい人生を送る為に勉強して知識を得て、自分の思い通りの人生を送る努力をするのが一番さ」
中学生とは思え無い発言を小夜子は連発するが、誰一人として異を唱える物等は居ない。小夜子が云っている事は、根本の部分で今の世情を見抜いた上での発言だからだ。
自分次第で人生は大きく変わる。その言葉に間違いは無い。私は小夜子の好きなココアを準備し乍これからの事を考えていると、関が立ち上がり胸を叩く。
「折角全員集まった事やし、今から遊びにいかんか?」
「それは良いね。勿論、云い出した本人の奢りなんだろう?」
「チャッカリしとるな。せやけど、お前さん見たいな子は嫌いやあらへん。今日はワシの奢りや。タクシー飛ばして何処かで思い切り遊ぼうやないか」
酔っ払っている訳でも無いのに、関は異常な程のテンションで場を盛り上げ私に視線を向けて来る。
「それじゃあタクシーを呼ぶから、遊ぶ場所は適当に話し合っていてくれ」
葵と小夜子の全快祝いもそうだが、私自身今迄遊びらしい遊びをした事が無い。関はそう云った諸々の事情を踏まえて云い出したに違いない。本当に友達とは大切な物だと改めて思える。今回の事件で、人間の負の部分ばかりデフォルトで見る事に成ったが、それ以上に人の繋がりの素晴らしさや大切さを知る事が出来た様な気がする。
店内に華やいだ声が上がる中、私は受話器を片手に持ち本当の意味での大切な物の有り難味を噛み締める事にした。
*
中学生とは思え無い発言を小夜子は連発するが、誰一人として異を唱える物等は居ない。小夜子が云っている事は、根本の部分で今の世情を見抜いた上での発言だからだ。
自分次第で人生は大きく変わる。その言葉に間違いは無い。私は小夜子の好きなココアを準備し乍これからの事を考えていると、関が立ち上がり胸を叩く。
「折角全員集まった事やし、今から遊びにいかんか?」
「それは良いね。勿論、云い出した本人の奢りなんだろう?」
「チャッカリしとるな。せやけど、お前さん見たいな子は嫌いやあらへん。今日はワシの奢りや。タクシー飛ばして何処かで思い切り遊ぼうやないか」
酔っ払っている訳でも無いのに、関は異常な程のテンションで場を盛り上げ私に視線を向けて来る。
「それじゃあタクシーを呼ぶから、遊ぶ場所は適当に話し合っていてくれ」
葵と小夜子の全快祝いもそうだが、私自身今迄遊びらしい遊びをした事が無い。関はそう云った諸々の事情を踏まえて云い出したに違いない。本当に友達とは大切な物だと改めて思える。今回の事件で、人間の負の部分ばかりデフォルトで見る事に成ったが、それ以上に人の繋がりの素晴らしさや大切さを知る事が出来た様な気がする。
店内に華やいだ声が上がる中、私は受話器を片手に持ち本当の意味での大切な物の有り難味を噛み締める事にした。
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