富田は最後に笑みを浮かべたかと思うと、赤色等を乗せサイレンを鳴らし乍走り去り、それを眺めている関が大きな溜め息を付いて見送る。
「これで、大丈夫やな……」
「ああ」
「後は二人の身体が回復するのを待つだけや」
「それと、私の知らない事も有るから教えて欲しいね」
「ワシの事務所迄歩くか?」
「そうしよう」
「全ては事務所で話をするわ。妹さんも知る権利はあるからな」
「頼むよ」
これで終わった訳では無い。それは分かっているが、少しだけ気落ちが軽く成ったのが分かる。私は街に溢れている平和な空気を感じ乍、先程迄の生死を賭けた時間が嘘の様に思える自分に苦笑いを覚え、関の事務所へ向けて二人で歩き出した。
「これで、大丈夫やな……」
「ああ」
「後は二人の身体が回復するのを待つだけや」
「それと、私の知らない事も有るから教えて欲しいね」
「ワシの事務所迄歩くか?」
「そうしよう」
「全ては事務所で話をするわ。妹さんも知る権利はあるからな」
「頼むよ」
これで終わった訳では無い。それは分かっているが、少しだけ気落ちが軽く成ったのが分かる。私は街に溢れている平和な空気を感じ乍、先程迄の生死を賭けた時間が嘘の様に思える自分に苦笑いを覚え、関の事務所へ向けて二人で歩き出した。


