「ヤクザなお前等と一緒にするんじゃねえよ」
関と富田が対峙する。私は二人の間に入り会話を止める。
「理解出来る様に説明して欲しいね」
私が一番の当事者で有り乍、何も知らないと云って良い程に蚊帳の外に居る。
「ふん。本性を現したな」
富田が懐に手を突っ込み、煙草を咥えて一服する。
「簡単な事だ。随分前から色々と被害届が出ていたんだ。だが、確実な証拠等無くてな」
「それだけで、アンタが動くとは思えないね」
「良く分かっているな。そんな事で動く程、俺も暇じゃねえんでな」
「貰ったんだな?」
「察しが良い」
紫煙が潮風で流れる。富田は不適な顔で笑みを浮かべる。
「こんな詐欺に引っ掛かるのは相当に金を持っている欲惚け連中でな。それに、金を失った以上にプライドが許さないらしい。色々な連中が結託して俺に泣きを入れやがったんだよ」
「それでアンタは色々と嗅ぎまわっていた訳か」
「そう云う事だ」
富田が迷う事無く云い切るのを聞き、関が呆れた声を上げる。
「せやかて、手順を変える必要はあらへんやろ」
「馬鹿か手前は?パクるなら曖昧な情報では駄目なんだよ。物的証拠を確実に積み上げる。これこそが重要なんだ」
関と富田が対峙する。私は二人の間に入り会話を止める。
「理解出来る様に説明して欲しいね」
私が一番の当事者で有り乍、何も知らないと云って良い程に蚊帳の外に居る。
「ふん。本性を現したな」
富田が懐に手を突っ込み、煙草を咥えて一服する。
「簡単な事だ。随分前から色々と被害届が出ていたんだ。だが、確実な証拠等無くてな」
「それだけで、アンタが動くとは思えないね」
「良く分かっているな。そんな事で動く程、俺も暇じゃねえんでな」
「貰ったんだな?」
「察しが良い」
紫煙が潮風で流れる。富田は不適な顔で笑みを浮かべる。
「こんな詐欺に引っ掛かるのは相当に金を持っている欲惚け連中でな。それに、金を失った以上にプライドが許さないらしい。色々な連中が結託して俺に泣きを入れやがったんだよ」
「それでアンタは色々と嗅ぎまわっていた訳か」
「そう云う事だ」
富田が迷う事無く云い切るのを聞き、関が呆れた声を上げる。
「せやかて、手順を変える必要はあらへんやろ」
「馬鹿か手前は?パクるなら曖昧な情報では駄目なんだよ。物的証拠を確実に積み上げる。これこそが重要なんだ」


