関が運転席に滑り込み準備万態と云う感じで声を掛けて来る。私は頷き、乗って来たバイクに残りのガソリンを振り掛け、鞄から導火線の付いた残りのペッドボトルを路上に設置し、車に乗り込むと背後の車に銃を向ける。
「出してくれ」
身体に重圧が掛かる。スキッド音が轟く中、私は背後の車に弾丸を数発お見舞いすると眩い光が一点に収束し、数秒後に赤い炎が爆音と共に上空へと轟き、続けてバイクに残りの弾丸全てを打ち込むと、激しい炸裂音と一緒に燃え出す。第一段階終了だ。髪の毛等の証拠は、燃え盛る炎が残らず消してくれる。
私は弾を詰め直して安堵の溜め息を漏らし、後部座席の男に銃を向ける。完全に萎縮した侭で動く気配は無い。私はフルフェイスを脱ぎ、男の顔をジックリと拝む。銀色の頭髪。元は精悍な顔だったのだろうが、完全に魂が抜けた様に惚けている。私は男の顔を軽く殴り、眼に光を戻さし、口に銃口を無理矢理押し込みトリガーに指を掛けると、銃身が熱いのか、男は微かに身動ぎをするが、そんな事は私の知った事では無い。
「出してくれ」
身体に重圧が掛かる。スキッド音が轟く中、私は背後の車に弾丸を数発お見舞いすると眩い光が一点に収束し、数秒後に赤い炎が爆音と共に上空へと轟き、続けてバイクに残りの弾丸全てを打ち込むと、激しい炸裂音と一緒に燃え出す。第一段階終了だ。髪の毛等の証拠は、燃え盛る炎が残らず消してくれる。
私は弾を詰め直して安堵の溜め息を漏らし、後部座席の男に銃を向ける。完全に萎縮した侭で動く気配は無い。私はフルフェイスを脱ぎ、男の顔をジックリと拝む。銀色の頭髪。元は精悍な顔だったのだろうが、完全に魂が抜けた様に惚けている。私は男の顔を軽く殴り、眼に光を戻さし、口に銃口を無理矢理押し込みトリガーに指を掛けると、銃身が熱いのか、男は微かに身動ぎをするが、そんな事は私の知った事では無い。


