「気にする事はない。それよりも、本当に良く考えるんだ」 「はい」 タクシーは頃合を見計らった様にスムーズに車体を走らせ立ち去る。私は遠のくテールランプを見送り乍あの親子の無事を祈り、部屋に戻り眠る事にした。