亜季「行ってきまーす。」






お母さん「行ってらっしゃーい。」








パタンッ!





はぁ〜‥





昨日の夢が忘れられない。





しばらく1人でぶつぶつ考えて無心に歩いていた。







《チリンチリン♪》



「お〜い!危ないよ〜!どいてどいてぇ」



「キャーッもぉッハルキー!!落ちるってぇ〜」




「しっかり捕まってろ〜♪」














これがあたしたちの出会い‥。








このときは‥







あなたに興味はなかった‥。






あなたがあたしの運命の人だなんてこのときは‥







思いもしなかった‥。