屋上の地面に、滴のような跡が残っていく。
その滴は、響の瞳から出たものだ。
響?泣いてるのか?
泣くなんて、お前らしくねぇよ…
いつもの響は彼女と別れた時、笑って、
『別れた!』
って言うじゃねぇか…
何でお前泣いてるんだよ…
『昨日だって…笑顔で別れのキスしたのに…こんなこという態度とかなかったのに…どうしてだよ…』
地面にポタポタと滴が次から次へと落ちていく。
乾いても、その後を追い掛けるように、また地面を濡らす。
『理由とか聞いてみろよ…?』
『聞けるかよ…』
親友が目の前で泣き崩れているのを俺はただ見ているしか出来なかった。
肩を抱いてやることも、
励ましてやることも、
今は出来なかった。
『沢村君…理由聞いた方が自分のためだよ?』
隣で黙って見ていた唯が、響の近くに行って囁いた。
その滴は、響の瞳から出たものだ。
響?泣いてるのか?
泣くなんて、お前らしくねぇよ…
いつもの響は彼女と別れた時、笑って、
『別れた!』
って言うじゃねぇか…
何でお前泣いてるんだよ…
『昨日だって…笑顔で別れのキスしたのに…こんなこという態度とかなかったのに…どうしてだよ…』
地面にポタポタと滴が次から次へと落ちていく。
乾いても、その後を追い掛けるように、また地面を濡らす。
『理由とか聞いてみろよ…?』
『聞けるかよ…』
親友が目の前で泣き崩れているのを俺はただ見ているしか出来なかった。
肩を抱いてやることも、
励ましてやることも、
今は出来なかった。
『沢村君…理由聞いた方が自分のためだよ?』
隣で黙って見ていた唯が、響の近くに行って囁いた。


