そして、俺と響がいた施設に香織の母親が働いていたらしい。
どうりで聞いたことのある名字だと思ったんだ。
香織は入学式から分かっていたらしいが、間違っていたら嫌だ、と思い中々言えないでいたみたいだ。
昔、よく三人で遊んでいたていう話を聞かされ、俺は必死に思い出すが結局何にも思い出されなかった。
『和馬からさぁ~今日会えないってメールがきて!!』
『俺と同じじゃん!仲間っ仲間!!』
響が香織の背中をバシバシと叩いて喜んでいた。
『響と一緒にしないでよ!!』
『なんだそれっ』
俺は響と香織のやりとりをずっと見ていた。
香織に視線を向けていると、香織が俺に気付き、
にっこりと笑った。
『遥斗?私に見とれてるの??』
『はっちげぇよ、お前が面白い顔してるからだよ、ばーか』
『遥斗のがバカだし!』
どうりで聞いたことのある名字だと思ったんだ。
香織は入学式から分かっていたらしいが、間違っていたら嫌だ、と思い中々言えないでいたみたいだ。
昔、よく三人で遊んでいたていう話を聞かされ、俺は必死に思い出すが結局何にも思い出されなかった。
『和馬からさぁ~今日会えないってメールがきて!!』
『俺と同じじゃん!仲間っ仲間!!』
響が香織の背中をバシバシと叩いて喜んでいた。
『響と一緒にしないでよ!!』
『なんだそれっ』
俺は響と香織のやりとりをずっと見ていた。
香織に視線を向けていると、香織が俺に気付き、
にっこりと笑った。
『遥斗?私に見とれてるの??』
『はっちげぇよ、お前が面白い顔してるからだよ、ばーか』
『遥斗のがバカだし!』