「あのさぁ
俺も理歌に
聞きたいこと
あるんだけど!。」




私に
聞きたいこと????
それって
何のことなの?




ちょっと
不機嫌そうに
口を開いた。




「健太郎って
一体誰????」




顔を
近づけながら
そんなこと言った。




「健太郎は、
幼なじみだよ。」




「あっ!!
もしかして
健太郎って
城ケ崎 健太郎の
ことかぁ。」




ちょっと
ふざけながら
言った。




さっきとは、
違う感じの
大知に少し
笑いがこぼれた。




「大知!!
学校着いたよ。」




ゆっくり歩いていると
キーンコーンカーコーン


チャイムが鳴っしまった。




「走るぞ!!!!」


私の手を引っ張って
走り出した。