忘れた? 何を? あなたを? 忘れるもなにも、 あたしたち会ったことないでしょ。 「失礼ですけど、人違いです。 あたしは、あなたと初めて会いました。」 そう言ってあたしと亜樹は また歩きだそうとした。 でも、その時。 ほんの少しだけ… 本当に少しだけだけだけど。 言いすぎたかな… と思いあたしはもう一度 金髪男に振り向いた。 ――ドクン…ッ