―――…せ、先輩。 え…。 僕は急な胸のざわめきを感じた。 今、啓太の声が…。 『…せ、先輩。僕…こういうの初めてで…』 …啓太? 僕の頭の中のビデオテープが、巻き戻しを始めた。 とてつもないスピードで戻っていく。 そうだ、啓太…。 啓太…、……思い出したよ。