とある日の登校時のことだった。 今日もタカに会いたくて、司の教室に行こうと決めていた。 それだけで僕の胸は踊っていたのに…、神様は僕にチャンスをくれたんだ。 遠くの方を歩いている、見覚えのある小さな背中。 僕はすぐに、それがタカだって分かったよ。 はじめは声をかけようかどうか、躊躇したんだ。 でも、こんなチャンスは二度と無いと思った。 僕は勇気を出して、君の名前を呼んだんだ。