ラブして★Honey×Honey!




「貸せ。」



俺は突然美咲の前に現れると
美咲の手からゴミ箱を奪う。



「へ?あっ佐々くん!」


美咲は相変わらず
どんぐりみたいに目をパチクリさせて

驚いた表情をする。



美咲の反応はいつも新鮮で
だから余計からかいたくなるんだ。


「さっ佐々くん。ゴミ箱いーよ。あたしの仕事だからっ。」



そう真面目くさっていった美咲は
俺の手からゴミ箱を奪いかえす。



「ったく面倒くせーな。貸せっつったら貸せ!」



「えっ!あっでも!」



「遠慮すんな。礼なら体で払ってもらうから。」



おどおどする美咲の唇に
チュッと軽いキスをした。