★‡said剣志郎‡★ あの日以来 俺の美咲への気持ちは大きくなる一方で 自分らしくないもどかしさに苛立ちを感じてた。 そして 美咲を目のつくところに置いておきたいという 独占欲が ただただ先走っていた。 どんなに汚い口実を使っても 美咲といる時間を増やしたい。 美咲の笑顔をずっとみていたい。 頭の中はそれだけで キスをしてもそれ以上手を出すことはしなかった。 俺の中で 美咲を大事にしたいって気持ちが芽生えてたからだ。