ソフトボールをぼてぼてに投げたり 50メートル走でつまづいてみせたり 「ぜんぜんダメじゃん。情けねぇ。」 ホント飽きねぇヤツ。 俺はひとりで そんな美咲の姿をみて 笑ってた。 そして Sな俺が、そんな美咲をからかいたくなって 授業のあと下駄箱で 偶然を装って美咲を待ち伏せた。