ジャージをきた美咲を発見すると 普段はおろしてる長い髪を 軽くみつあみでまとめてた。 ぷっ。 だっせぇ。 アイツ運動なんてできんのか? 授業なんかさらさら聞く気すらなくて 外ばかりを見つめてた。 「剣!外っ琴子ちゃんいるじゃん!」 直人は嬉しそうにはしゃぐ。 ..なんでテメェが嬉しそうにしてんだよ。 「わかってるよ!邪魔すんな。」 直人を冷たくあしらった俺は 50分の授業中 ずっと美咲を目で追っていた。