確かに.. 今までオンナに本気になることなんてなかった。 常に外見だけで近づいてくるオンナたちに うんざりしてて ただ都合のいいように退屈な時だけ遊ぶような 俺にとっては暇つぶしでしかなかったから。 だけど琴子は違った。 あれから2日がすぎた現に今も 俺が何かしない限り 琴子から俺のとこに来ることもねぇし。 あの日琴子に 『帰れ。』と冷たく言った俺は なんとなく琴子と顔が合わせずらかった。 だけど あの時、あぁでも言わないと 琴子を泣かしてしまったかもしれなかった。