先生はニコッと笑っている。 また騙された!! 私の顔は先生のせいで熱くなっている。 おそらく、赤くもなっていると思う。 「心配してくれてありがとう。」 「心配なんかしてません!!」 私はまた進路指導室を出て行った。 家に帰ってから私は悩んだ。 それは、この缶ジュース... 捨てるのはもったいないし、だからって なんか飲みたくない... 考えたあげく私は、本棚にある箱に しまった。