「明日は?」 「資料の整理を手伝う時間なんて ありません。」 私はあれから先生を避けているけど、 先生が近づいてくる。 あの日から、先生の目を見て 話すことができなくなった。 多分、あの日の予想外な出来事のせいだ。 「そっか。でも、手伝わせてみせるからな。」 先生は私の耳元でささやいた。 美織はちょうど別の友達と話してて 見てなかったけど... 私はすぐ先生を睨んだ。 でも、先生は笑顔で教室を出て行った。 一体どんな手を使うんだろう...