「嘘ついても無駄だ。風でスカートが 上がってたぞ。」 「嘘!!」 そう言ってスカートを手で押さえる。 「今やっても遅い。まっ、俺にはありがた かったけど?」 後ろを見ると車に乗って笑っている結夜が いた。 「意地悪!!」 「今夜が楽しみ。」 そう言って結夜は電話を切り私の横を 通り過ぎた。