「その代わり、どういう意味か分かって るんだろうな?」 どういう意味って考えると... つまり...泊まる=あれだ。 自分の顔に熱が帯びていく。 「嘘だよ。無理やりやろうなんて思って ない。」 そう言って、ポンポンと私の頭を軽く叩き キッチンへ行く結夜。 私は追いかけて後ろから抱きしめた。 「いいよ。私、結夜となら...。」 「お前...それ本気で言ってんのか?」 結夜は振り向きながら言った。 「本気だよ?でも...。」