土曜日 学校の校門にはもう友子さんがいた。 「大事な話しって何ですか?」 「ここでは言えないわ。車に乗って。」 乗るべきか戸惑ったけど、大事な話しを 聞かないと後悔しそうだったから乗った。 着いたのは見覚えのないアパート... どんどん先を行く友子さんの後をついてった。 ある扉の前で止まってインターホンを 鳴らした。 そこに出てきたのは... 結夜だった。