そのあと、私と結夜は気まずい雰囲気 だった。 私の心の中が本当にあの人が奥さんか っていうモヤモヤでいっぱいになり、 私は勇気を出して、 「さっきの人って結夜の奥さん?」 って言ったけど思っていたより声が でなくて震えていた。 「あぁ。」 それ以上、2人で話さず私の家についた。 「じゃあな。」 「...バイバイ。」 結夜は来た道を戻っていった。 やっぱりあの人は奥さんだったんだ... 自分で聞いといて落ち込んだ。