どんな恋のカタチでも…

「杏、でてきて。」


「杏がいるのか？」

私が杏を呼んでいて、隠れて話しを
聞いててもらっていた。


「実は、杏に聞いたんだけど私を誘拐
するんだって？」


「それは...」



「最低ね。もっと最低なのは杏の気持ちを
知らないで苦しめてること。」


「杏の気持ちって？」


「まだわかんないの？
杏は、洋介のことが好きなの！！」