「洋介、近づかないでって言ったよね?」 「琉華に彼氏がいたとしても、もう 俺には関係ない。」 「いい加減にしてよ!!」 力いっぱい振りほどいたら、洋介が 尻もちついた。 私はそのすきに走って逃げた。 運良く無事に家についた。 その日の夜、私は今日あったことを 美織に話した。 美織は明日から一緒に帰るから安心して って言ってくれて少し楽になった。