どんな恋のカタチでも…


「さっきのやつ誰?」

自分でも声のトーンがいつもより
低くなってるのがわかる。


「元カレ...」

元カレ!?元カレと仲良く話せんのか?
ますますイライラが募る。


気づいたら俺は、琉華を押し倒していた。



「結夜...」
泣きそうな声でいう琉華。


その声で冷静さを取り戻した。


琉華の肩が震えている。怖かったのだろう。