「とりあえず少し待とう。」

「…うん…」

あたしはバラけた光る石を集めて自分の回りに置いた。

「このリング何かな?」

箱を開けてみるとワンストーンずつ入ったペアリングが入っている。
一つは白のストーンが、一つは赤のストーンが、一つは青いストーンが入っていた。

「このペアリング、どういう意味?」

「わからない…。だけど各カップルで付けるんじゃないか?」

「色だったら赤がぃぃな♪」

「なんの意味があるんだかはわからないが、皆とよく相談しよう。」

「そうだね。」

いきなり…
ガラッ!!と音がすると洞窟の上の部分から光りが差し込んだ。