あたし達は立ち上がると出口を見た。
政樹が岩をどかそうとしたが、あまりに岩が巨大でびくともしなかった。出口は、わずかな光が射す程度しかあいていない。
「お〜い!大丈夫か??」
翔の声がする。
「大丈夫だ!そっちは?」
「こっちは大丈夫だ!!上から岩を動かすから待ってろ!!」
「こんなに大きい岩動かせるかな?」
あたしは不安だった。暗闇に包まれているだけでも怖かった。
唯一光る石があったのが不幸中の幸いだった。
「石で道を照らして他の出口を探してみない?」
あたしの提案に政樹は渋い顔をした。
政樹が岩をどかそうとしたが、あまりに岩が巨大でびくともしなかった。出口は、わずかな光が射す程度しかあいていない。
「お〜い!大丈夫か??」
翔の声がする。
「大丈夫だ!そっちは?」
「こっちは大丈夫だ!!上から岩を動かすから待ってろ!!」
「こんなに大きい岩動かせるかな?」
あたしは不安だった。暗闇に包まれているだけでも怖かった。
唯一光る石があったのが不幸中の幸いだった。
「石で道を照らして他の出口を探してみない?」
あたしの提案に政樹は渋い顔をした。

