「あの、遺跡の滝になんかあるんだ!すぐに戻ろ!」
あたし達は急いで着替え、出発しようとした時だった。突然時計のアラームが激しく鳴りはじめた。
見ると、48:00から、カウントダウンが始まっている。それと同時に島が再び大きく揺れた。
「ひゃあ!」
「危ない!つかまって!」
かなりの揺れで、崖が崩れそうな勢いだった。揺れがおさまるとあたし達はすぐに引き返した。
―――………
「ダメだったじゃない。」
美月は春を責め立てた。
「悪い…。二人の幸せな様子見てたら、何も出来なかった。」
「寝とるって言ってたのに!政樹がプロポーズするとこに、やってるとこまで見ちゃったじゃない!」
あたし達は急いで着替え、出発しようとした時だった。突然時計のアラームが激しく鳴りはじめた。
見ると、48:00から、カウントダウンが始まっている。それと同時に島が再び大きく揺れた。
「ひゃあ!」
「危ない!つかまって!」
かなりの揺れで、崖が崩れそうな勢いだった。揺れがおさまるとあたし達はすぐに引き返した。
―――………
「ダメだったじゃない。」
美月は春を責め立てた。
「悪い…。二人の幸せな様子見てたら、何も出来なかった。」
「寝とるって言ってたのに!政樹がプロポーズするとこに、やってるとこまで見ちゃったじゃない!」

