LASTLOVE

「さぁ…わかんないな。」
「なっ…?」

「え?」

フワッと体が浮いて、一瞬何が起こったのかわからなかった。政樹があたしを持ち上げると、木陰に入れた。

「どしたの?」

「婚約したから、子作り。」

政樹はニヤッとした。

「ちょっとぉ〜!」

あたしは笑いながらも受け入れた。朝から、可愛い顔してせがまれたら断れない。

政樹はいつもより激しくあたしをいぢめていた。自分の中から、蜜が溢れて来るのがわかる。

「あ…まさきぃ…。」

「夢…ん?」

政樹の手が止まった。

「どしたの?」

「夢の…蜜がリングに着いたら…」