LASTLOVE

「そんなことしないよ…」

「いつまで?」

「とにかく今は一緒にいたくないの!!」

「わかったよ。気がすむまでそうしてろ。」

政樹は完全に怒っていた。
あたしは踵を返すと砂地にに向かった。

あたし達以外は全員砂地に戻って来ていた。

あたしの後から政樹も砂地にやってきた。
4人は何とも言えない緊迫感の中黙りこくっていた…。

「どーなったん?」

政樹が半切れのまま口火を切った。

政樹の態度に皆びっくりしていた。

『あの温厚な政樹が…』

といった感じだ。