LASTLOVE

あたしは、かなりびびってしまい言葉を失った。
驚いて何も言えないあたしの肩を政樹は掴むと、いきなり抱え上げて浜辺に寝かせられた。

「どうなの?」

こんなに怖い声を聞くのは初めて…

「離して…」

声が震えた。

「なぁ。」

「…政樹に…決まってるから…」

あたしは涙を流しながら答えた。

「好きだもん…」

「夢…」

政樹がキスをしてくる…

それもすごく激しく…

(美月さんにもこうしたの…?ねぇ?)

心の中で問い掛けた。

服に手を入れてくる。
あたしは怖くてビクッとなった。