LASTLOVE

意味のない嫉妬と復讐心が燃え上がる。

(なんて…バカな私…)

今日はあたしと政樹が火番で他が全員昨日見付けた遺跡を再度探しに行った。

2人で薪を集めると浜辺でゆっくり休んだ。

「相変わらずあっつぃな!」

「炎天下が続いてるね。」
「ちょっと泳いで来てもいい?」

「えっ?何言ってんの!」

「いいだろ♪」

政樹はシャツとデニムを脱ぐと海に走り出した。

「夢も来いよ!!」

「もぉ…子供みたいなんだから…」

(大体…なんでパンツ1枚なの…)

あたしは政樹の体をまともに見られなかった。

「夢!!」