LASTLOVE

(春はあたしのコト、奈緒さんが話したみたいに好きなのかな…?もしそうだったとしても昨日のコトは最低ダケド…。)

色んなコトが頭の中でグルグルしている。

(あぁ、ダメだ!!全然まとまらないょお!!)

「夢さん?」

ビクッとして振り返ると美月さんがいた。
正直かなり気まずい。

「美月さん?」

「あたしも眠れなくて…ちょっと隣いいですか?」

「あっ…どうぞ…」

美月は夢より大分離れて座った。

「あの…昨日のことごめんなさい。」

「…春のしたこと?」

「春君からは、夢さんと何があったかは聞いてないの。」