「先輩……」
「これと云って大きな夢も無いし、野望も無いんだ。只、家族と平和に暮らせるのが、一番の幸せだった」
「僕も、同じでした」
「こいつを使ったが最後、後には引く事は出来ないんだ」
「構いません」
「……」
高濱は、自分の意志を確認する様に一人で呟き、その言葉に瀬戸は頷き返す。互いに、後には引けない思いが有る。
「こいつを完成させて、お互い自由に行動する。分かったな?」
カチコチと、時計は寸分変わらず時を刻み続ける。二人は、互いの覚悟を確認し合う様にグラスに酒を注ぎ、思い切り煽った。
「これと云って大きな夢も無いし、野望も無いんだ。只、家族と平和に暮らせるのが、一番の幸せだった」
「僕も、同じでした」
「こいつを使ったが最後、後には引く事は出来ないんだ」
「構いません」
「……」
高濱は、自分の意志を確認する様に一人で呟き、その言葉に瀬戸は頷き返す。互いに、後には引けない思いが有る。
「こいつを完成させて、お互い自由に行動する。分かったな?」
カチコチと、時計は寸分変わらず時を刻み続ける。二人は、互いの覚悟を確認し合う様にグラスに酒を注ぎ、思い切り煽った。


