「騒がしいけど、話出来る内容なんか?」
「しんみりするよりは良い」
「ほな、先を続けてくれるか?」
関はハイ・ボールの入ったグラスを手に持ち一口飲む。勝手に話をしていれば良いのだろう。私は煙草を灰皿で潰し、先日の一連の流れも含めた、坂部が行き着いた結論迄を簡潔に説明する。
「それで、お前さんがワシに求めるのは、痛みを全く無く消す為の道具が欲しいって事やな?」
「ああ」
「落ち着いた場所を用意出来るなら、一応は可能ではあるな」
「本当か?」
「そうや。但し、さっき云うた条件が整えられるかが問題や」
「その辺りは問題無い。田中夫妻はもう自宅で最後の時を待っている」
「死神の派遣条件を揃えるだけ、か」
「そう云う事だ」
「明日。それで条件をクリアする物を手渡したる」
「早いな」
「早くて困る事はないやろう」
「報酬は?」
「一本で良い。変わりに、その場にワシも立ち合わせて欲しい」
「何故?」
「中途半端とは云え、今回の問題に関わったんや。顛末を見届ける義務はある」
「分かったよ」
「坂部君は立ち会うのか?」
「いや」
「しんみりするよりは良い」
「ほな、先を続けてくれるか?」
関はハイ・ボールの入ったグラスを手に持ち一口飲む。勝手に話をしていれば良いのだろう。私は煙草を灰皿で潰し、先日の一連の流れも含めた、坂部が行き着いた結論迄を簡潔に説明する。
「それで、お前さんがワシに求めるのは、痛みを全く無く消す為の道具が欲しいって事やな?」
「ああ」
「落ち着いた場所を用意出来るなら、一応は可能ではあるな」
「本当か?」
「そうや。但し、さっき云うた条件が整えられるかが問題や」
「その辺りは問題無い。田中夫妻はもう自宅で最後の時を待っている」
「死神の派遣条件を揃えるだけ、か」
「そう云う事だ」
「明日。それで条件をクリアする物を手渡したる」
「早いな」
「早くて困る事はないやろう」
「報酬は?」
「一本で良い。変わりに、その場にワシも立ち合わせて欲しい」
「何故?」
「中途半端とは云え、今回の問題に関わったんや。顛末を見届ける義務はある」
「分かったよ」
「坂部君は立ち会うのか?」
「いや」

