「おいで」 私が手をのばすと、駆け足で私に近づいてきた。 「さみしかった?」 ミャー 「わたしもあめに早く会いたかったよ」 なんであめに、しかも猫に、ここまで依存をしとしまっているのか自分でもよくわからないけど、あめは他の人、他の動物には感じない、なにかがある。 通じる、なにかが… 魔法とかエスパーとか信じるほど子供ぢゃないけど… ふと、ブレザーのポケットでなにかが震えていた。 「携帯鳴ってる」 誰からなのか見てみると 『着信;彼方』 と表示されていた。