いつも見る悲しい夢ではなくて… ちゃんと手の暖かさもあって… 二年前のあの日が、今度はハッピーエンドになっていた。 『…どこにも行かない…だから…、安心して?』 幸せすぎてくらくらした。 もし夢だったら…と考えると、目を開けたくなかった。