───……… 翌日。 今日も部活があるので学校へ行った。 ───… 『初純は俺が好きなんだ』 …───── 宮下の言葉が頭の中をぐるぐると回る。 初純も… ……──── 『陽ちゃんが好きだもん!』 ───…… あんなに強く。 初純が好き。 誰にも負けないぐらい。 そして、誰にも渡したくないぐらい。