───…… 部活も終わり、いつものように水道場に向かった。 「……あ」 そして、やっぱりそこにいたいつもの後ろ姿。 「お疲れ様」 「…お疲れ様」 初純は素っ気なく返事をした。 不思議に思いながらも、俺は水で顔を洗い始めた。 すると、初純はそれをじっと見たかと思うと、小さくこう言った。 「…おめでとう」 …─え? 俺は顔をバッと上げた。 …─!? 「……っ…、」 すると、そこには今にも泣き出しそうな初純が俺を見ていた。