俺がその姿をじっと見ていると、初純がそれに気づいた。 「何じっと見てんの?」 初純はもう片方のシューズのくつひもを結びながら俺に言った。 「…っえ…あぁ別に」 俺はハッとしてまたボールを手に取った。 …また…見てしまった…(汗)← 俺が恥ずかしくなって、そっぽを向いていると、突然俺の肩に衝撃が走った。 …─パシッ