「恭平」 「…一登」 「寝室のことなんだけど、部屋が足りないから大広間も使うことになったから、一年にも伝えといて」 「は…?去年は足りなかったか?」 「今年は美術部も公民館で合宿するらしいから」 …─そうゆうことか。 「…わかった」 一登はドリブルをしながら、コートに戻っていった。 あいつが来てるわけ…か。