なんで… なんでこんなやつに… …恭平…に ドキドキしてんの…? 「うん…、//」 恭平は私の横に座った。 「会場…戻らね─の?」 「えっ…」 「…ん…?」 「えっと─…その─、用事があってさ」 「用事…?…じゃあ、もう帰るか」 「う、うん!」 私は杏理にその場でメールを入れて、会場を離れた。 杏理には悪いけど…会場に戻れる訳がない。 それに、 なんだか頭がごちゃごちゃだ。